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相談メニュー1:空き家を相続したけど、相続手続きの方法がわからない…

母が亡くなり、生前住んでいた家が空き家となっています。実家は遠隔地にあるため管理が難しく、売却したいと思います。今後どのような手続きを行っていくことになるのでしょうか。また、何から手をつければよいですか?

一般的な相続手続きの大まかな流れは次のとおりです。
財産調査・相続人調査⇒遺産分割協議⇒財産名義変更⇒相続税申告※
※相続税申告は必要な方のみ
財産名義変更手続きの中でも特に、
1.不動産の名義変更手続き(相続登記)
2.預貯金の相続手続き
3.保険金の請求、保険の名義変更手続き
4.有価証券の名義変更手続き
上記の手続きには、原則として、故人の出生から死亡までの戸籍謄本など相続を証明する書類を要求されます。まだ戸籍等を取得されていなければ、まずはそこから始めることになります。

相談メニュー2:空き家を相続したけど、不動産の名義が昔(故人)のままだ…

祖父の生前住んでいた家が空き家になっています。名義は祖父のままです。売却したいのですが、具体的にどのような手続きをしたらよいでしょうか?

売却をお考えの場合、不動産の名義を故人から相続人へと変更する「相続登記」が必要となります。
不動産を売却するためには、一般的に以下の契約が必要です。
1.不動産業者との媒介契約
2.買主との売買契約
ご相談される不動産会社にもよりますが、多くの場合①の時点までに相続登記が完了している必要があります。②は相続登記が完了していなければ契約ができません。
賃貸をご希望の場合でも、売買の場合とほぼ同じ手順になります。

相談メニュー6:独り身なので、空き家の将来について相談したい…

介護施設に入居を検討しています。自宅は私の所有で、施設へ入居すれば空き家になってしまいます。施設の費用を考えると、生活費にも不安があります。将来に備えて何かできることはないでしょうか?

生活費に不安があるということですので、状況を考えると、いずれどこかの段階でご自宅の売却を考えなければならないと思われます。
ご自宅はご本人の所有ということですので、仮にご自宅を売却するとなると、ご本人のみがお手続き可能です。将来的に認知症などの診断を受けてしまうと、以降の売却はかなり難しくなります。
こうした場合への備えとして、将来ご自身の財産を管理してもらう「後見人」を、お元気なうちに選んでおくことができます。これを「任意後見契約」といいます。任意後見契約は人と人(法人を含む)との契約ですので、本当に信頼できる人を選ぶことが何よりも肝心です。

相談メニュー8:所有している空き家に古い抵当権が残っているようだ…

借入金の担保として空き家に抵当権をつけていました。返済は終わっているのですが、特に何の手続きもせずに放置しています。売却を考えているのですが、このままで何か問題はありますか?

抵当権における、お金を貸した側のことを「抵当権者」といいますが、抵当権者が銀行などであれば、通常はそのまま売却のお手続きを進めることができます。
抵当権者が聞いたこともないような会社や個人の場合には注意が必要で、会社自体が無くなっている場合や、個人であればすでに亡くなっているなどの理由で、抵当権者が見つからないことがあります。この状態になってしまった抵当権を「休眠担保権」といいます。
休眠担保権は事前に消さないと売却ができません。この手続きは非常に難しいので、専門家に頼む必要があります。