普段の業務と並行してどんな社員でも取り組む事ができる

—— 日本空き家サポートに加盟したきっかけは？

当社は、岡山市で地域密着の不動産会社として営業しています。賃貸物件の管理は業務として取り扱っているのですが、社会問題にもなっている”空き家”が増えてきている中で、どう対応していけばいいのかということが課題でした。
そんな時に、日本空き家サポートと出会い、空き家管理についてのノウハウを学びながら、空き家管理のその先のお手伝いにも繋げていけたらと思い加盟しました。

—— 実際に加盟して良いと感じている点は？

提案の選択肢が増えたことが一番良かったと考えています。売りたいという方から査定をご依頼いただいた場合、今までであれば、査定をして提案した後は、お客様の返事を待っているだけでした。しかし空き家管理を始めたことで、すぐに売るつもりがない方に対しても”管理”という提案ができるようになりましたので、他社との差別化というか、新しい武器ができて良かったと思っています。

—— 日本空き家サポートの優れていると思うところは？

過去にもフランチャイズに入りませんか？とか、システムを導入しませんか？とか、色々なお話しをいただいていたのですが、今まではお断りしていました。少数精鋭といいますか、限られた人員で普段の業務をこなすのに精いっぱいになっている状況がハードルとなっていたからです。
しかし、日本空き家サポートは空き家サポーターに対するサポートがしっかりしているので、限られた時間の中で普段の業務と並行してどんな社員でも取り組む事ができるというところが優れていると思います。

—— 具体的にどんな取り組みをしていますか？

空き家管理サービスについて広く知ってもらうにはどうしたらいいかという事を考えています。弊社の代表が地元のラジオ番組で10分くらいのコーナーを設けているのですが、番組内で空き家管理について告知したり、事務所が大通りに面しているので誰が見てもわかるような看板を設置したりしています。実際にラジオを聞いたという方からご相談をいただいてお役にたつこともできました。あとは、日頃お世話になっているオーナー様などに集まっていただいて、空き家に関するセミナーを開催しました。その時は日本空き家サポートの本部から講師を派遣してもらい、コンテンツと資料なども提供してもらいました。

—— 今後はどのような取り組みを考えているか？

空き家管理サービスを提供することで地域社会に貢献できればと思っています。今まで接点を持つことができなかったお客様や、対応しきれずに取りこぼしてしまっていたお客様もいらっしゃいますので、空き家管理サービスをお客様との関係性をより密にする為のツールとして提案していきたいと思っています。今まで以上に自社の武器にしていきたいですね。その結果として社会貢献に繋がればいいなと思います。