最も気軽に相談していただける企業を目指して

空き家サポーターの声 株式会社ナリカワ様 外観

株式会社ナリカワ
兵庫県神戸市兵庫区東山町2-1-5
代表取締役 松浦 亮輔 様

中長期のお付き合いができる取組みを模索

—— 日本空き家サポートに加盟しようと思ったきっかけは?

空き家サポーターの声 株式会社ナリカワ 代表取締役 松浦 亮輔 様

単なる従来型不動産業の形態では今後の生き残りは難しいと考え、お客様に寄り添った中長期でのお付き合いができるような取組みを模索していました。
以前より空き家問題には取り組まなければいけないとの考えがあったので日本空き家サポートの事業説明会に参加しましたが、参加後、空き家の問題に向き合わずに今後の事業発展は望めないだろうと強く感じました。
新規事業として本気で取り組んで行きたい、という明確な意思を社内外に伝えるという部分も含めて、日本空き家サポートに加盟しました。

独自のポジション

—— 実際に加盟して良いと感じている点は?

空き家になっている、という時点で何かしらの理由がある、もしくは何も方向性が決まっていないということが現実かと思います。
そういった中で他の不動産業者と同じように単に(売ります、買います)ではなく、純粋に空き家管理させていただこうと決めました。
結果的に、「ここに相談してみよう」思っていただけたお客様に対し、「ぜひご相談下さい、一緒に問題解決していきましょう!」というスタンスで接点を持つことが出来るようになりました。非常に良かった部分です。
お客様に寄り添ったポジションで様々なご提案をすることができるのは空き家管理サービスだからこそです。
しっかりとした空き家管理サービスを提供することで、自然とお客様との信頼関係の構築に繋がっている点も大きなメリットだと思います。
困っていらっしゃる方へのお役に立ち、最後まで伴走することができるというのが大きな魅力であると感じています。
先日は『いつも丁寧に管理してくれてありがとう。』といったお客様の声をダイレクトにいただくことができました。嬉しかったですね。

不動産の相談窓口

—— 具体的にどんな取り組みを行っていますか?

具体的にということではないのですが、宅建業者の立場で言うと、動かせない、どうしようもない、対策もできないという状態になってしまう可能性が高いオーナー様や物件は、肌感覚でわかります。そういったお客様や物件を一人でも、1件でも減らしていくことが我々の役割だと強い使命感を持っています。
このような想いを仕事として提供できるのが空き家管理だと感じているので、スタッフ皆が有効に取り組めるよう、社内体制であったり仕組みを構築しています。
地域社会において、不動産の窓口として、一番はじめに気軽に相談していただける企業を目指して、日々の取組みを行っています。

完成されたパッケージ

—— 日本空き家サポートの優れていると思うところは?

どこよりも完成度が高い。それに尽きます。
空き家管理は単純に巡回し、チェックして報告すればいいのではないか?と簡単に考えていましたが、日本空き家サポートを知り認識が甘かったと痛感しました。
契約書類等の各種帳票類を始め、集客方法、実務サービス、フォロー体制含めこれ以上の完成された空き家管理サービスはないと実感しています。
同業他社と同じようなサービス内容で、同じようにやっていては差別化にならないですし、優位性にもなりません。
自社で新たにサービスを開発しようとも考えましたが、ロゴ一つとってもゼロから作って整えるのは時間もコストもかかり非常に大変です。
日本空き家サポートのパッケージは、街の不動産屋が片手間で作ったものとはレベルもクオリティも段違いなので、お客様に自信を持ってオススメできますし、説得力が違います。

ナリカワにしかできないことを

—— 今後の展開はどのように考えていますか?

弁護士や司法書士といった士業に対し、もっと周知することを目標にしています。
士業の方々は既に顧客から空き家の相談を受けていたり、自身が後見の業務に携わっている方も少なくありません。
事案に空き家問題が絡んでいる場合、弊社の管理サービスを利用していただくことにより顧客にも安心していただけます。
実績を積み重ねれば、極めて信頼度が高い不動産事業者として認知していただけますし、新たな事業機会の創出をすることができます。
実際、空き家管理サービスは今まで取引の無かった先生との新たなパイプ作りや関係性の強化に最適な活動であると感じています。
また、空き家の管理戸数が増えて行き、20件、30件、50件となったら、色々なことが起きてくると思います。
その一つ一つを丁寧に対応することで、様々な部分での波及効果が発生するのでそこには非常に期待しています。
1件ずつ着々とお預かりする物件数を増やしていきたいので、周知活動を含めて地道な活動を継続的に行っていきたいと考えています。