お客様に満足してもらってこその空き家管理サービス

—— 日本空き家サポートに加盟しようと思ったきっかけは？

空き家の問題がニュースなどで頻繁に取り上げられることが多くなってきた中で、空き家に対する新しいサービスの提供を模索していました。
空き家関連のサービスは今後需要が伸びる可能性があり、賃貸の管理だけでなく空き家の管理も提供できたらいいねと社内で話が出ていたのですが、空き家の管理をやったこともないのでどうしたらいいかわからず何も動いていない状況でした。
そんなタイミングで日本空き家サポートの事業説明会があることを知り、参加して説明を聞いてみて加盟することにしました。
偶然ですが、空き家管理について検討していたのでタイミングも良かったですね。

—— 実際に加盟して良いと感じている点は？

もし自社で空き家管理を始めるとなっていたら、何をどうしていいか分からないですよね。
管理の内容はどこまでやればいいのか、契約内容についても使用する契約書はどうすればいいか、どこにいるかわからない空き家の所有者にどうやってサービスを訴求していくか、挙げたらきりがないんですが、全てが手探り状態で一つ一つ構築していかなければならないとなると、相当な時間とコストが掛かっていたんじゃいないかと思います。
加盟していなかったら空き家管理を始められていたか分かりませんね。

その点、日本空き家サポートは全国統一でサービスの内容が決まっていて、契約に必要な帳票類は全て提供してもらえるし、空き家管理に関するノウハウがあるので、現場スタッフの教育なども含め細かくサポートしてもらえます。効率的に新規事業としてスタートすることができました。

—— 具体的にどんな取り組みを行っていますか？

加盟後の研修の中でいくつかの施策があって、その中の一つに、司法書士向けの施策がありました。
司法書士とは日常的にやりとりもあるのでイメージができて取り組みやすいと思い、北見周辺の弁護士や司法書士に対して空き家管理の提案をしています。
施策に必要な資料や提案方法のレクチャーもしてもらえるのですぐに始められましたし、今までと違った切り口からの提案ができて非常に可能性を感じています。
また、日常的に見かける空き家の所有者にも積極的に空き家管理を提案していて、管理だけじゃなく空き家の売却なども相談いただいています。

—— 日本空き家サポートの優れていると思うところは？

お客様に提供しているサービスのクオリティが高いですね。
昔住んでいた実家の管理を頼まれることが多いのですが、「実家の状況を毎月動画で確認できるのはありがたい！」と喜んでいただいています。
「家や庭の状況が分かり易く自分の目で確認できるからいいね」とか、「細かいところまで点検してくれてありがとう」と、お客様から頻繫にご連絡をもらえるのも、実際に作業している現場スタッフの励みにもなりますし嬉しいですね。
満足してもらえているからこそ将来的な売却などについても相談してもらえて、自然と良い関係が構築できると思っています。
何よりお客様が安心できるのが一番です。

—— 今後の展開はどのように考えていますか？

研修を受けた施策の中で手つかずになっているものもあるので、士業関連だけでなく高齢者施設や他の業種などに提案先を広げて、時間をかけながら積極的に活動していきたいと考えています。
北見周辺にはすでに多くの空き家がありますが、今後も益々増えていくと思うので、地元を離れてしまった方や空き家で困っている方に対して、空き家の管理だけでなく売却や活用など様々なサービスを提供することでお役に立てればと考えています。
あとは、空き家ではありませんが、北見は遊休地も多いので空き地の管理ができれば、遊休地に対しても様々な活用方法を提案できるんじゃないかなと思っています。